村川拓也演出作品

 

東京公演  2017年3月4日(土)〜3月5日(日)@早稲田小劇場どらま館

京都公演  2017年3月9日(木)〜3月12日(日)@アトリエ劇研

 

 



お知らせ

 

東京公演 追加公演決定!

東京公演に関しましては、3月5日(日)11:30の追加公演が決定いたしました。

皆様のご来場、心よりお待ちしております。

 

「リピート割」開始!

上演内容について、ABプログラムとそれぞれにキャストを変更し、異なる出演者による2作品の上演をいたします。

各演目は、2つのグループによって、それぞれに違った形の「対話」で作品が構成されます。

その違いをぜひお楽しみ頂きたく、「リピート割」のご予約受付を開始いたします。

ご予約方法などについては、公演詳細ページをご覧ください。

 

 

 

 

日本人と中国人の対話を描き、互いの小さな気だるさを眼前の現実として暴露する

『Fools speak while wise men listen』。

2017年に上演予定の〈日本・中国・韓国〉に関わる新作公演に向けた作品への系譜として、

東京-京都の2都市で再演。

 

2016年9月に京都のアトリエ劇研にて上演された『Fools speak while wise men listen』という作品を、東京と京都の2都市で再演します。

この作品は、若手の俳優を目的とする「劇研アクターズラボ」という企画の中で製作されましたが、やがて稽古場での関心は、日本と中国の関係について考える事に向かいました。それは、2017年の秋に京都で上演が予定されている、〈日本・中国・韓国〉に関わる村川拓也の新作公演に向けて必要な過程であり、同時に、演劇がどのように現在に関わるのかを考えるために、不可欠な関心であったのかもしれません。

 


 

「なんで中国なのか」とか「そんなこと問題にしなくてもいいんじゃないか」とかそういう雰囲気がありますが、いやすでに日本人はそれぞれ個人的に中国や中国人に対して解決しがたい問題を抱えているはずだし、実はその問題に対して小さな答えをすでに持っているような気がします。中国人も同様に、日本や日本人に対して別の問題と小さな答えを個人的にすでに持っているのではないかと思います。

彼らは同じ舞台に立ち、向かい合い、対話を始めます。

村川拓也